【税理士が解説】会社にバレない副業を行う方法と注意点

副業が認められる企業が増えている一方で、就業規則により副業が制限されているケースもあります。副業を行う場合、会社に知られないようにしたいと考える人も少なくありません。

本記事では、副業を会社に知られずに行う方法や注意点について詳しく解説します。

1-1. 住民税の通知

副業が会社に知られる最大の要因は住民税です。副業の収入が住民税として計算され、その情報が会社を通じて通知されることがあります。

  • 住民税の計算方法
    副業収入を含む年間所得に基づいて住民税が計算されます。
  • 特別徴収と普通徴収
    会社が住民税を代行して支払う特別徴収の場合、副業収入が加算されていることでバレる可能性があります。

1-2. 所得税の源泉徴収

副業先が給与として支払う場合、所得税の源泉徴収票が会社に通知されることで副業が発覚する可能性があります。

  • 手渡しでも確定申告が必要
    手渡しで収入を受け取った場合でも、年間所得が一定額を超えると確定申告が必要です。

1-3. 社会保険の情報

複数の職場で社会保険に加入している場合、総報酬額の変更が会社に伝わり、副業がバレる原因になります。

1-4. 噂や口コミ

副業の内容を知っている友人や同僚が、うっかり情報を漏らしてしまうことも副業が会社に知られる原因となる場合があります。

2-1. 住民税の「普通徴収」を選択

副業収入に関する住民税を普通徴収に切り替えることで、会社を通じた支払いを回避できます。

  • 切り替え方法
    確定申告書の住民税に関する欄で「自分で納付」を選択する。
  • メリット
    会社には副業分の住民税が通知されず、バレるリスクが軽減されます。

2-2. 手渡しや現金払いの副業を選ぶ

手渡しや現金払いで報酬を受け取る副業は、支払い元が税務署に報告しない場合、バレる可能性が低くなります。

  • 注意点
    手渡しでも年間所得が20万円を超える場合、確定申告が必要です。申告しない場合、脱税とみなされる可能性があります。

2-3. 確定申告を正確に行う

副業収入が年間20万円を超えた場合、確定申告が義務付けられます。正確な申告を行うことで法的リスクを回避しつつ、会社にバレるリスクを抑えることができます。

  • 経費の計上
    副業にかかった経費を適切に計上することで課税所得を減らし、節税につなげる。
  • 税理士への相談
    確定申告の手続きについて、専門家に相談するのも有効です。

2-4. 個人事業主として副業を行う

個人事業主として副業を行い、青色申告を利用することで、住民税や所得税の管理を自身で行えます。

  • 事業所得として申告
    副業収入を事業所得として申告し、必要経費を差し引くことが可能。
  • 青色申告特別控除の活用
    最大65万円の控除が受けられるため、税負担を軽減できます。

2-5. 家族名義での副業

家族名義で副業を行うことで、自身の収入に影響を与えずに収益を得る方法もあります。

  • メリット
    自分の名義ではないため、会社にバレる可能性が低い。
  • 注意点
    家族に適切な報酬を支払い、税務上の不備がないようにする。

3-1. 税務リスクを回避する

副業収入を適切に申告しない場合、脱税として処罰されるリスクがあります。

  • ペナルティ
    無申告加算税や延滞税が課される場合があります。
  • 税務署の調査
    収入が申告されていない場合、税務署からの調査対象となる可能性があります。

3-2. 就業規則の確認

副業が就業規則で禁止されている場合、発覚すると懲戒処分を受ける可能性があります。

  • 規則違反のリスク
    就業規則を確認し、副業が許可されているかを確認する。
  • リスク軽減
    趣味や家族名義を活用した副業でリスクを分散。

3-3. 副業の内容に注意

本業と競合する内容の副業や、倫理的に問題がある副業は避けるべきです。

  • 競業禁止規定
    本業と同じ業界での副業は、競業禁止規定に違反する可能性があります。
  • 信用リスク
    本業に悪影響を与える行為は避けましょう。

4-1. オンライン講師

会社員が夜間や週末にオンライン講師として活動。報酬を普通徴収で申告し、バレることなく副収入を得る。

4-2. 家族経営の事業サポート

家族名義で小規模なECサイトを運営し、自分はアドバイザーとして関与。収入は家族に集中させることで、会社には知られずに活動を継続。

4-3. ハンドメイド作品の販売

趣味で作成したハンドメイド作品をフリーマーケットで販売。手渡しで収益を得ることで、会社に知られることなく活動を行う。

会社に知られずに副業を行うためには、税務や就業規則を理解し、適切な対策を講じることが重要です。住民税の普通徴収や確定申告、家族名義の活用などを組み合わせることで、リスクを軽減しながら副収入を得ることができます。

ただし、倫理的な問題や法律違反を避け、長期的に安心して副業を続けられるよう、慎重に計画を立てましょう。副業を始める際には専門家のアドバイスを受けることも検討し、収入と本業のバランスを保ちながら取り組むことが大切です。

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